2020-02-04

常温ヨガとホットヨガの違いは?

街を歩いていると「ヨガ」という文字がたくさん見られます。

その中には「常温ヨガ」や「ホットヨガ」などの様々なスタイルの看板や広告が多く見られますね。

生徒さんにも「常温ヨガとホットヨガって何が違うのですか?」という質問をされたことがあります。初めてヨガに通ってみようと決意した方は「はて・・・どこのヨガスタジオが良いんだろう・・・」と迷われるのではないでしょうか。

現在、ヨガブームが再到来し、私たちの身近に存在すると同時に、多くの情報が発信され正しい情報を得ることも難しくなっていることも事実です。

そこで、今回、常温ヨガとホットヨガの違いをお伝えし、現在ヨガを学んでる方やこれからヨガを始めようと思っている方の参考にしていただけたらと思います。

常温ヨガとは・・・

私たちが普段生活しているように心地よいと感じる温度・湿度でヨガを行うことです。冬場は暖房をつけて、夏場は冷房をつけるなど、生徒さんに合った温度で室温が保たれます。

常温ヨガのなかでも「リラックスヨガ」や「フローヨガ」「パワーヨガ」など色々なジャンルやレベルのクラスがあります。自分自身のその日の身体の状態によってクラスを選んでください。もちろん、運動量の高いクラスを選べば汗もかきますし、筋肉痛になります。

常温ヨガのメリット

ヨガと聞くと「エクササイズ」と思われがちですが、実は「呼吸に合わせて身体を動かすこと」が大切。

呼吸と心は繋がっています。焦っている、緊張しているなどストレスを感じている時は呼吸は浅く早くなっていて、リラックスしている、安心しているなど落ち着いている時は呼吸は深くゆっくりとなっています。

ヨガでは、普段の生活で無意識に行っている呼吸に意識を向けながら整えることによって、繋がっている心の波も整えてリラックスをすることができます。呼吸をするために動くといっても過言ではありません。

常温ヨガでは、快適な環境でヨガを行うため、より深呼吸を行うことができ、体だけではなく心の健康を手に入れることができます。

ホットヨガとは・・・

室温35度〜40度、湿度も高く保たれた室内でヨガを行うことです。サウナとまではいきませんが、私が以前ホットヨガのクラスに参加した時は、サウナに入った時と似た感覚を感じました。

暑い中で身体を動かすため大量の汗をかき、水分補給は常温ヨガの時よりもこまめに取ることが必要となります。

ホットヨガに関しては、「体力に自信のある方」「暑い環境が好きな方」「汗をかくことを感じてみたい方」「とにかくトレーニングをしたい方」はトライしてみてください。

ホットヨガのメリット

高温多湿の空間に座っているだけで体内が温まります。汗をかきづらいと感じる方は、ホットヨガをすることによって汗をかくことが体感できます。そのため、ほとんどのホットヨガスタジオにはシャワーが設備されていて、クラスの後に汗を洗い流すことができます。

汗をかいた後のリフレッシュ感を感じられるでしょう。

※ホットヨガは、常温ヨガに比べて汗をかくのでカロリー消費量が多いというのはアメリカの研究によって正しい情報ではないと発表されました。

まとめ

「常温ヨガ」と「ホットヨガ」の違いは、ヨガを行う環境です。そして、同じヨガですが全く別物と考えて良いでしょう。

スタジオを探す際、サイトの口コミなどを参考にすることは必ずしも誰もが通る道ですが、それらは他人の意見にすぎません。

重要なことは、「自分の身体の声」

今回説明したように、まず、どの環境でヨガを学びたいかということから始まります。長く続けるためには初めが肝心。

自分の体で体験して、自分の心で感じたことを素直に受け取って、自分に合ったヨガスタジオを選びましょう。

そして、楽しいヨガライフをお過ごしください!!